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イベントレポート

【出展情報】第13回 日本整形靴技術協会学術大会展示会 出展レポート


皆さま、こんにちは。SNS担当の牧野です。
わたしたちは、1月28日~29日に名古屋で行われた【日本整形靴技術協会学術大会展示会】に出展いたしました。
 
日本整形靴技術協会、とは
本展示会を主催する【日本整形靴技術協会】は、整形靴技術分野の研究、開発、普及を通じ、国民の健康、医療、福祉の発展に寄与することを目的とする団体です。また、日本を代表しIVO(国際整形靴技術者連盟)への正式加盟団体として、海外との情報交換も行っています。
 
整形靴技術分野では、「足のトラブルに悩んでいる方も、快適に歩けるようにしたい」とトラブルに対応した靴をつくったり、「足底板(そくていばん)」と呼ばれる医療用のインソールを製作しています。
 
シンポジウムにも参加
このように【日本整形靴技術協会学術大会展示会】は、「足」や「靴」を支える方々に向けた、少々専門的な展示会なのですが、シンポジウム(討論会)も同時開催され、新潟医療福祉大学の教授や株式会社ワコールなどが参加しました。当社からはフットケアグループの大島マネージャーが参加!「靴の中底安全基準について」お話ししました。
 



 
「靴の中底」の役割とは
靴は様々な部品を組み合わせて作られているのですが、その部品のひとつが「中底」です。今、皆さんが履いている靴の中にも「中底」が入っています。役割は、靴の安全性を保つこと。(歩いていて、靴がいきなり壊れたら大変ですものね)そのために重要となるのが、「耐屈曲強度」や「耐荷重強度」です。
 



「中底安全基準」とは
そこで、わたしたちは「中底安全基準」を設け、試験をクリアした「安全性の高い中底のみ」を提供しています。
…そんなの当たり前じゃないの…?と思ったあなた!
製品の安全性や機能を検証する現場では、使用する「素材のみ」を試験することがあるんです。しかし当社では、素材だけでなく「完成品の中底」を、「より使用状況に近い形で試験を行うことが重要だ」と考え、完成品を用いて試験を行い、品質を保っています。
   
靴はトレンドにより毎年様々なデザインが生まれ、「中底」も構造や素材に変化が求められますが、それによって安全性が脅かされていたとしたらどうでしょう。安心して足もとのお洒落を楽しむことはできませんよね。
中底にとって、「靴の安全性を保つ」という役割は普遍的なものです。だからこそ、当社では基準を設け、デザイン性だけでなく安全性の高い中底をお届けできるように努めています。
 



 
シンポジウムではこの「中底安全基準」についてご紹介。他社からも納得の声があがりました。
 
これからも「足もとから人々の健康で、快適な生活づくりに貢献」すべく、より安全でより安心な製品づくりに精進して参ります。また、誰もが足のトラブルを忘れて快適に歩けるよう、整形靴技術分野をさらに盛り上げる製品・商品・サービスを発信できるよう取り組んで参ります。
 
当社の「ものづくりへのこだわり」は今後もご紹介予定。楽しみにして頂ければ嬉しいです。
 
中底など各種シューパーツへのご質問はこちら!
℡. 03 (3918) 0181
担当営業が靴づくりのお悩みなどに、直接お答えいたします。
 

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