お知らせ
【受賞・認定報告】「キッズインソール2」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞しました
みなさまこんにちは。SNS更新担当の牧野です。
本日は嬉しいニュースをお届けします!
このたび、株式会社村井の「キッズインソール2(アップグレード品)」が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
同製品はこれまで長年にわたって販売してきた「キッズインソール」をアップグレードしたものです。
なんとグッドデザイン賞の受賞は、2019年度「インソールプロ スポーツ ランニング」を皮切りに、2020年度「インソールプロ スポーツ ゴルフ」、2021年度「ママインソール」、そして2022年度「キッズインソール2」と4年連続となります!ありがたいです。
グッドデザイン賞とは…
公益財団法人 日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度です。
単にデザインの優劣を競うのではなく、身の回りの様々な分野の中から「よいデザイン」を選び、広く共有することを通じ、社会全体をより豊かなものへ導くことを目的に運営されています。
形のある無しに関わらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとを“デザイン”と捉え、デザインの背景やプロセス、目的と達成した成果の質を多角的な視点で評価し、顕彰しています。
子どもの「歩きたくない…」はワガママ?
足の基本骨格構造が形成される10歳ごろまでは、バランスが崩れやすくデリケートな時期。
「歩きたくない!」「靴がなんだか変なの…」そんな声はワガママではなく、もしかするとお子様からのサインかもしれません。
気になるものの情報の少ない「子どもの足の健康」と、丁寧に向き合い完成させたのが「キッズインソール」です。
子どもの足は、大人の「ミニチュア版」ではないんです!
子どもの足は大人の足の「ミニチュア版」だと思われがちですが、そんなことはありません。
実は「骨の数」も「骨の大きさ」も「比率」も異なります。
例えば、足の骨の数。大人「28個」に対し、0歳の子どもは「16個」しかありません。
足を構成する比率も異なります。大人は体重を支えるために「かかと」あたりの骨が大きく、比率で見てもかかと部が長いのに対し、子どもは「ゆび」と「足の真ん中」部分が長い。「手」に近い構造です。
また、骨が少ない子どもは、初めは軟骨で立っており、徐々に骨化していきます。柔らかいので、靴に合わせて足が容易に変形してしまうのです。
これが、子どもの足骨格は未完成であり、完成までは骨と骨の結び付きが弱く、バランスが崩れ、トラブルが発生しやすいといわれている理由のひとつです。
「よちよち歩き」から「10歳」までの足を守る
キッズインソール2が評価されたポイントは大きく分けて3つあります。
1. 子どもの足の成長に合わせた4種類の設計で足の正しい成長をサポートする
2. 歩行を正しく誘導する設計と衝撃を吸収する素材で足のトラブルを防ぐ
3. インソールの厚みを調整可能にし、買い替え頻度の高い子ども靴の廃棄を減らす
何ごともそうですが「崩れた後に修復すること」は難しい。年齢を重ねるたびにしみじみと感じます…。笑
新しいものをつくるよりもリペアする方が手間も時間もコストもかかります。足も同じです。
崩れた足骨格を後から修復することは大変なので、完成前に良い形に整えることが重要です。
それには「適度な運動」と「正しい靴の着用」が大切ですが、近年子どもの運動量は低下しており、外反母趾や扁平足などを抱えた子供が増えています。
一度足トラブルを抱えると「歩きたくない」という状態になり、その結果、運動量も減り、更に健康的な足骨格の形成から遠ざかるループに陥りやすいという問題を抱えています。
また、すぐにサイズアウトしてしまうため、大きめの靴を選ぶ保護者も多いですよね。
「ピッタリの靴がベスト」だとは分かっていても、そう何度も何度も買い直すのはハードルが高く現実的ではありません。なぜなら育児で目を配らなくてはいけないのは「靴」だけではないからです。毎日、毎月、毎年、様々なものが必要になってきます。
弊社はこうした保護者の声を聞き、インソールの開発をスタート。
使いやすいインソールで子どもの足をサポートすることで、「子供時代だけでなく、大人になってからも健康に、楽しく、自分らしく毎日を過ごせる持続可能な社会の実現に寄与したい」という願いも込め、「足の正しい成長を促す」をコンセプトに研究、開発を行い「キッズインソール2」が誕生しました。
審査員からのコメント
「今や子供の成長に応じた設計のインソールは各社が開発を進める製品であるが、当製品はインソール専門メーカーが解剖学的知見から市場で初めて開発したキッズインソールのアップグレード版である点に注目した。既に長年にわたる販売実績がある中で、今回のアップグレードには市場に丁寧に応える姿勢が見られ、インソールを部分的に剥がすことで厚さ調整機能の向上を実現した点が買い替え頻度の高い子供靴の廃棄を減らす提案として特に評価された。現代のものづくりに求められるサステナブルな視点がよく反映されている。」
受賞作品の紹介ページはこちら>>
https://www.g-mark.org/award/describe/53108
今回は、世の中に認識されにくかった「足の成長段階に合わせたサポートの重要性」に光をあて
丁寧にすくいあげて製品開発につなげていく姿勢や、
「子供時代だけでなく、大人になってからも健康に、楽しく、自分らしく毎日を過ごせる持続可能な社会の実現」に寄与することが期待される点だけでなく、サスティナブルな視点も評価していただき、
「2022年度グッドデザイン賞」を受賞することができました。
「キッズインソール」のアップグレードについて、今後も新たな情報が追加されましたら、随時お知らせいたします。
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